従来、顧客情報は紙カルテでの管理が主流でしたが、紙では紛失・漏洩が発生しやすいほか、情報の更新に手間がかかる問題があります。したがって、昨今ではオンライン上でカルテを管理できる「電子カルテアプリ」を導入する企業が増えているのです。
一方で「紙でのカルテ管理から脱却したいが、どのようなアプリが自社にマッチするのか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、顧客の電子カルテを管理できるアプリと選定ポイントを紹介します。
- 紙の顧客カルテは管理に手間がかかるため、電子カルテを運用したい
- 院内だけでなく系列の事業所とも、簡単に顧客カルテを共有したい
- 自社に合った使い方ができる電子カルテアプリがあればすぐに導入したい
という担当者の方はこの記事を参考にすると、自社に合ったアプリを選ぶ判断基準がわかり、カルテ管理に最適なアプリも見つけられます。
目次
- 1 顧客カルテ管理アプリとは
- 2 電子カルテ管理アプリ・システムの選定ポイント
- 3 無料あり|顧客の電子カルテを管理できるアプリ・システム10選
- 3.1 【Stock】顧客カルテを最も簡単に残せるアプリ
- 3.2 【LiME】美容師のカルテをスマホでも管理できるアプリ
- 3.3 【美歴】美容院向けカルテ管理アプリ
- 3.4 【KaruteKun】美容室サロン向けの電子カルテアプリ
- 3.5 【BEFORE AFTER】写真での顧客管理に特化したアプリ
- 3.6 【リピート名人】顧客管理から受注・発送までを一括管理できるシステム
- 3.7 【きりんカルテ】医療業界に特化しているカルテ管理システム
- 3.8 【BrainBoxCloud】多言語対応可能な医療現場向けの電子カルテシステム
- 3.9 【CLIUS】オンライン診療に対応したクラウド型カルテシステム
- 3.10 【Medicom-HRf】一般診療所向け電子カルテシステム
- 4 顧客カルテを管理できるおすすめのアプリ・システムまとめ
顧客カルテ管理アプリとは
顧客カルテ管理アプリとは「病院・美容室の来院(来店)履歴や施術データを、デバイス端末で管理できるアプリ」を指します。
アプリを利用するメリットとしては「紙カルテの電子化により管理場所が不要となる」「検索機能で必要なカルテを見つけやすくなる」ことが挙げられます。
電子でのカルテ管理方法には、Excelなどの表計算ツールで管理する方法もあります。しかし、Excelはカルテが増えるごとにファイルが煩雑化したり、更新したファイルを都度メンバーに共有したりと運用の負担が重くなる恐れがあるのです。
そのため、顧客カルテの管理負担を解消するには、紙やExcelを用いたアナログ手法での管理ではなく、顧客カルテ管理アプリの利用が最適です。
電子カルテ管理アプリ・システムの選定ポイント
ここでは、電子カルテを導入する際の選定ポイントを3つ解説します。電子カルテの導入に失敗して再導入のコストを発生させないためには、以下の選定ポイントを確実に押さえる必要があります。
さまざまな形式で情報を残せるか
まずは、さまざまな形式で情報を残せるアプリかを確認しましょう。
医療や美容の現場はシフト制が多く、担当者は曜日や時間によって変わります。したがって、各時間帯の担当者は、ほかのスタッフへ情報を正確に共有し、業務を引き継がなければなりません。
そこで、テキストだけでなく写真や動画など、視覚的な情報をカルテに残せる機能が備わったアプリを利用すると、情報が伝わりやすくなります。とくに、施術を必要とする職種では、写真や動画を残しておけば経過を視覚的に確認可能となり、より最適なサービスを提案できるようになるのです。
そのため、カルテ管理アプリはテキスト情報のほか、写真や動画もまとめて残せるものを選択しましょう。
編集や更新は簡単か
次に、編集や更新が簡単なアプリかの確認も重要です。
操作が簡単でカルテの編集や更新がしやすいアプリであれば、入力操作が短時間で済むため情報が蓄積されやすく、充実したカルテを作成できるようになります。
一方、使い方が複雑なアプリを導入すると、直感的に情報を残せないので、情報もスピーディに更新されません。顧客の情報が十分に集まらなくなれば「顧客に合った提案」が難しくなってしまうのです。
したがって、情報の編集・更新が容易な「使いやすいアプリ」を導入し、すべての顧客情報が蓄積される環境を整えましょう。
セキュリティやサポートが充実しているか
セキュリティやサポートが充実したアプリかも確認しましょう。
顧客カルテには、顧客の来院履歴や経過情報といった個人情報を記載します。したがって、顧客カルテ管理アプリには、強固なセキュリティが必須なのです。
情報セキュリティ対策が十分であるか否かの判断目安として、以下のポイントは必ず押さえるべきです。
- 完全性(情報が最新のものであること)
- 機密性(情報が漏洩しないようにすること)
- 可用性(必要な情報を見つけやすくすること)
具体例な機能例:情報の編集履歴が残るか。
具体例な機能例:スタッフごとに権限設定ができるか。
具体例な機能例:データのバックアップを迅速に復元可能か。
このように、アプリを選ぶ際には上記3つのポイントを満たすものを選択しましょう。たとえば、「Stock」のような権限設定が簡単なツールを活用すれば、取り扱う情報を適切に守れます。
無料あり|顧客の電子カルテを管理できるアプリ・システム10選
以下では、顧客の電子カルテを管理できるアプリ・システム10選をご紹介します。
顧客情報を安全かつ簡単に管理するには、電子カルテアプリの導入が必須です。とくに「セキュリティ・サポート体制の充実さ」「視覚情報の蓄積が可能」「簡単な操作性」を軸に選定すると、ストレスなく使えるアプリを見つけられます。
また、カルテ管理を確実に実行するには、機能の豊富さ以上に「誰でも簡単にカルテを編集・確認できるか」が重要です。多機能なアプリを導入すると、ITツールに不慣れな社員が使いこなせないので、結果として放置されてしまうのです。
したがって、顧客カルテを安全かつ簡単に管理・共有するツールは65歳以上のメンバーでも、導入即日から使いこなせるほどシンプルなカルテ管理アプリ「Stock」一択です。
Stockの「ノート」はテキストだけでなく写真や動画を記録できるため、カルテに記載が必要な情報を一元的にまとめられます。また、ノートは「フォルダ」で階層的に管理可能なので、カルテ管理の際も必要な情報をすぐに見つけられるのです。
【Stock】顧客カルテを最も簡単に残せるアプリ
/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
https://www.stock-app-stg.info/
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
|
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
竹原陽子さん、國吉千恵美さん
リハビリデイサービスエール |
|
「会社全体が、『Stock(ストック)さえ見ればOK』という認識に180度変わった」 ★★★★★ 5.0 特に介護業界では顕著かもしれませんが、『パソコンやアプリに関する新しい取り組みをする』ということに対して少なからず懸念や不安の声はありました。しかしその後、実際にStock(ストック)を使ってみると、紙のノートに書く作業と比べて負担は変わらず、『Stock(ストック)さえ見れば大半のことが解決する』という共通の認識がなされるようになりました。 |
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
|
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
【LiME】美容師のカルテをスマホでも管理できるアプリ

引用:LiMEのトップページ
<LiMEの特徴>
- 美容師が企画・制作している
- 売上データや予約情報を管理できる
実際の美容師が企画・制作を担当しており、現場での使いやすさが重視されています。
顧客情報のほか、予約情報や売上データをまとめて管理できます。
<LiMEの注意点>
- 売上に応じて利用料金が変動する
店舗の売上に応じて利用料金が変わるため、導入前におおよその費用を確認する必要があります。
<LiMEの料金体系>
売上に応じて利用料金が変動するので、詳細は料金ページでの確認が必要です。なお、公式HPの金額は税抜きの料金となります。
- 無料プラン:¥0/月
- カルテ管理プラン:¥1,980/月(上限金額)
- ネット予約プラン:¥5,780/月(上限金額)
【美歴】美容院向けカルテ管理アプリ

引用:美歴のトップページ
<美歴の特徴>
- カルテの登録数が無制限
- ポイントカード機能を利用できる
有料プラン(¥8,800/月~)の場合はカルテの保存数に制限がありません。そのため、全顧客の情報をまとめて管理します。
アプリ上でポイントカードを発行する機能があり、美歴ひとつでポイントカードをデジタル化します。
<美歴の注意点>
- スタッフ管理機能や予約管理機能は有料プランのみ
スタッフ管理機能や予約システムとの連携機能は無料プランでは利用不可で、有料プラン(¥8,800/月~)への加入が必要です。
<美歴の料金体系>
- Trial:無料
- Personal:¥8,800/月
- Team:¥15,400/月(※初期費用が44,000円~発生します)
【KaruteKun】美容室サロン向けの電子カルテアプリ

<KaruteKunの特徴>
- サロン系店舗向けアプリ
- LINE連携に対応している
カルテに写真を残せるため、美容室やリクラゼーションサロン、ネイルサロンなどで活用されています。
オプションのLINE連携機能を使えば、顧客はLINEで予約ができるようになり、顧客の利便性が向上します。
<KaruteKunの注意点>
- 無料プランがない
30日間の無料トライアルはありますが、無料で使い続けられるプランがありません。したがって、継続的な利用には有料プランへの加入が必要です。
<KaruteKunの料金体系>
【スタッフ一名のサロン向けプラン】
- シングルプラン:¥5,500/月
- シングルプラン(LINEオプション付き):¥11,000/月
【スタッフが複数人のサロン向けプラン】
- スタンダードプラン:¥11,000/月
- スタンダードプラン(LINEオプション付き):¥22,000/月
【BEFORE AFTER】写真での顧客管理に特化したアプリ

<BEFORE AFTERの特徴>
- 写真での顧客管理に特化している
- 手書きでのカルテ記入に対応している
美容室やエステのほか、整体やネイルサロンの顧客管理にも特化しています。写真を情報として残せるので、経過観察が簡単にできるようになります。
パソコンに加えてスマホ・タブレットに対応しているほか、手書き記入も可能です。紙と同じ要領で利用するため、電子カルテをはじめて導入する施設でも利用しやすくなっています。
<BEFORE AFTERの注意点>
- 無料プランでは保存容量が少ない
- 予約機能が実装されていない
無料プランでは写真の保存容量が100MBのみになっています。したがって、カルテへ頻繁に写真を載せる場合は、有料プランへの加入が必要です。
2023年6月時点で、予約機能は未実装となっています。予約管理にはほかのアプリを併用する必要があり、総額のコストが高くなってしまう点に注意しましょう。
<BEFORE AFTERの料金体系>
- 無料プラン:無料
- Sプラン:¥3,300/月
- Mプラン:¥5,400/月
- Lプラン:¥8,100/月
- 使い放題プラン:¥9,800/月
【リピート名人】顧客管理から受注・発送までを一括管理できるシステム

<リピート名人の特徴>
- 受注管理システムとして利用可能
- 複数の拠点で情報を共有可能
顧客管理のほかヤマト運輸との連携にも対応しています。すなわち、顧客管理から受注・発送までの流れをリピート名人で一元管理できるのです。
情報はオンライン上で管理されているため、ほかの支店への情報共有が簡単です。
<リピート名人の注意点>
- オプションが多い
- スマホアプリがない
売上分析機能やリピート率分析機能はオプションであり、別途料金がかかります。
スマホアプリがリリースされていない点に注意が必要です。
<リピート名人の料金体系>
以下では、各プランの導入価格を紹介します。カスタマイズの料金は別途問い合わせが必要です。
- 基本プラン:¥250,000/月
- チームプラン:¥400,000/月
- 拠点共有プラン:¥600,000/月
【きりんカルテ】医療業界に特化しているカルテ管理システム

<きりんカルテの特徴>
- 豊富な機能が揃っている
- 外部機関との連携に対応している
予約システムや在宅医療機能などがあり、さまざまな場面で利用が可能です。
外部の検査会社から受け取ったデータをきりんカルテに取り込める機能があり、顧客情報をまとめて管理できるようになります。
<きりんカルテの注意点>
- 販売代理店を仲介しなければならない
販売代理店を通さなければ、サービスを導入できないため契約に必要な工数が増えます。
<きりんカルテの料金体系>
きりんカルテのシステム利用料は無料ですが、初期費用・月額利用料が一部有料です。
- 初期費用(WebORCA 初期設定費用):100,000円~
- 初期費用(WebORCA 導入サポート費用):200,000円~
- 月額利用料(WebORCA 保守・サポート費用):¥22,800/月~
【BrainBoxCloud】多言語対応可能な医療現場向けの電子カルテシステム

<BrainBoxCloudの特徴>
- AI INSIGHT機能が搭載されている
- 処方チェックができる
データを蓄積すると学習モデルが作成され、診察時間などを予測できるようになります。
医薬品データベースMDbankVⅢを搭載しており、副作用などの確認が簡単です。
<BrainBoxCloudの注意点>
- 操作に慣れが必要となる
操作が複雑なため、スタッフが使いこなすまでに時間がかかる恐れがあります。
<BrainBoxCloudの料金体系>
- 要問い合わせ
【CLIUS】オンライン診療に対応したクラウド型カルテシステム

引用:CLIUSのトップページ
<CLIUSの特徴>
- マルチデバイス対応
- 外部システムと連携が可能
パソコンに加えてタブレットにも対応しています。そのため、タブレットを使って訪問資料の閲覧もできます。
予約システムとの連携機能があるので、情報をまとめて管理します。
<CLIUSの注意点>
- 初期費用がかかる
電話やメールでの遠隔サポートを利用するためには、初期費用がかかる基本プランへの加入が必要です。
<CLIUSの料金体系>
- 基本プラン:¥12,000/月(初期費用:¥200,000~)
- セルフ導入プラン:¥30円/枚(初期費用:無料)
【Medicom-HRf】一般診療所向け電子カルテシステム

<Medicom-HRfの特徴>
- カスタマイズができる
- クラウドとオンプレミスを切り替えられる
自社のニーズに合わせて操作画面のカスタマイズが可能です。加えて、オプションを組み合わせれば各病院に合ったカルテも作れます。
クラウド(オンライン上での情報管理)とオンプレミス(PC上での情報管理)を切り替えられます。その結果、災害時といったネット環境の維持が難しい状況でもカルテを活用できるようになるのです。
<Medicom-HRfの注意点>
- 運用までに時間がかかる
- 多機能すぎる
注文後、施設で稼働するまでに3か月ほどかかります。そのため、すぐに運用を始めたい場合には向かない点に注意しましょう。
多くの機能を兼ね備えていますが、使い方が複雑であり、スタッフによっては使いこなせない恐れがあります。
<Medicom-HRfの料金体系>
- 要問い合わせ
顧客カルテを管理できるおすすめのアプリ・システムまとめ
ここまで、顧客の電子カルテを管理できるアプリ・システム10選と選定ポイントをご紹介しました。アプリを選ぶ際の3つのポイントは以下の通りです。
- テキストに加えて写真や動画など、さまざまな形式で情報を残せるか
- アプリのセキュリティやサポートは充実しているか
- 情報の編集・更新が簡単な「使いやすい」アプリか
上記3つのポイントを満たしていると、アプリ導入に失敗しません。とくに、3つ目の「使いやすいアプリか」は重要であり、全社員がアプリに顧客情報を残せる環境をつくるには、直感的に操作可能なアプリが不可欠なのです。
そこで、ITツールをはじめて使う社員でも即日で使えるほど、簡単に顧客カルテを管理できるStockであれば、導入即日から運用を始められます。実際に非IT企業を中心に250,000社以上が、顧客カルテなどの情報管理・共有の効率化を実現しています。
無料登録は1分で完了するので、ぜひ「Stock」で顧客カルテを安全かつ簡単に管理し、必要な情報がすぐに見つかる環境を整えましょう。



