昨今、社内のデータベースへと適切に情報を管理するために、社内情報はナレッジ蓄積ツールを用いることがトレンドになっています。
各ベンダーから提供されているツールはさまざまですが、そのひとつに「Qast(キャスト)」というナレッジ経営クラウド(ナレッジ蓄積ツール)があります。同ツールの導入を検討してはいるものの、概要や使い方、評判などの情報がなく悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、Qastの概要から使い方、口コミ・評判まで幅広くご紹介します。
- Qastの導入を検討しているが、自社にマッチしているのかわからない
- 検索上で見かけるが、実際どんな使い方ができるのかを把握しておきたい
- ナレッジやノウハウが散乱し、属人化している状況を解消したい
という担当者の方はこの記事を参考にすると、Qastの利用イメージが掴めて、自社の課題解決に貢献するかどうかの判断もできます。
目次
Qast(キャスト)とは

Qast(キャスト)はany株式会社が展開するナレッジ経営クラウド(ナレッジ蓄積ツール)です。社内で生じた疑問は「Q&A」に、業務に役立つナレッジは 「wiki」にまとめて、検索での自己解決により組織の生産性を向上させるツールです。
「営業活動を通して得た情報」や「個人が持つ組織力向上に貢献する情報」を一箇所に集約させてデータベース化し、生産性の向上を狙う経営手法を「ナレッジ経営」と呼びます。Qastはこのナレッジ経営の効率化に着目し、下記の問題改善を目指しています。
- 知識の属人化
- 教育における同じ質問の繰り返し
- 社員間における情報格差
- 利用ツールが分散していることによる情報の散乱
Qastはマルチデバイス対応なのでiPhone、Androidでもアプリで利用できます。また、TeamsやSlackと連携してQastに投稿された投稿やメモをリアルタイムで管理することも可能です。
【最新情報】Qast3.0とは
ここでは、新バージョンであるQast3.0の情報をご紹介します。複数の部署での利用の際に生じていた課題を解決すべく、新バージョンでは以下の機能が実装されています。
新機能「ワークスペース」の追加

新たに「ワークスペース構造」が追加されました。ワークスペースは、部署単位や職種単位で設定するもので、ナレッジの公開範囲を限定することができます。
既存機能である「グループ」はフォルダの公開範囲をメンバー単位で管理するものでしたが、「ワークスペース」の追加により、部門内での投稿の作成管理が可能になります。
ナレッジが全社ではなく任意のメンバーに共有される仕組みを整えて、ユーザーのナレッジ投稿に対する心理的安全性を確保しようと新バージョンに実装されています。
検索対象の拡張
Qast3.0では、所属していないワークスペースも対象に含めての検索(グローバル検索)が可能になりました。

保管するナレッジを他部署メンバーも確認できることで、組織全体の生産性を向上させるために本機能が実装されました。知りたい情報への素早いアクセスが可能になります。
なお、検索対象にしたくない投稿にはアクセス制限が設けられます。したがって、顧客の機密情報などの自部署以外のメンバーに見せるべきではない投稿は、必ず設定を変更しましょう。
使いやすさ(ユーザーインターフェース)の改良
トップ画面に表示される情報を絞り、投稿を見やすいように改良しています。情報量が増えた際も見るべきポイントを明らかにするためにQast3.0でアップデートされました。

具体的には、下記の点がトップ画面で見やすいように改良されています。
- ブックマーク・メンション・自身の投稿・通知
- Q&Aの未解決/解決済み件数
- 投稿に対する反応数
また、Qast3.0へのアップデートにより、アクセス速度も改善されています。
アクションログ機能の実装

アクションログ機能では、利用状況の履歴を確認できます。
以前までのバージョンでは細かいログの取得が困難だった背景があり、新バージョンリリースに合わせて本機能が実装されました。具体的には「各月ごとのユーザの行動ログ」「アクションログのダウンロード履歴」が確認可能です。
利用することで、詳細なユーザーの行動分析や、行動ログをもとにしたセキュリティの向上が実現します。
Qast(キャスト)の使い方や特徴
ここでは、Qastの主な使い方をご紹介します。導入前の比較検討では、以下を参考に自社で抱える課題にアプローチできるかどうかを事前に確認しておきましょう。
「質問」および「メモ」での投稿作成

Qastでは「質問する」や「メモを書く」でQ&Aやメモを作成し、作成後は任意のフォルダへ格納して管理します。この投稿作成は両者ともにMarkdown(マークダウン)に対応しているので、使いこなすことで整理された投稿が作成可能です。
投稿の作成後は、メンションを用いて登録した任意の宛先へと投稿を送信できます。とくに、Q&Aでは「匿名での質問および回答」ができるので、質問に対する心理的ハードルも避けられます。
テンプレート機能も備わっているので、定期的に作成するメモを都度作成する手間が省けます。
ダッシュボード機能

エンタープライズプランのみの利用とはなるものの、チームにおけるQastの利用状況が可視化できる「ダッシュボード」機能が使えます。
ダッシュボードでは、「アクティブユーザー率」「登録数」「平均閲覧数」「総投稿数」の4つの要素を中心に、「ユーザー別」「投稿別」にソートもできます。ツールは導入だけではなく運用してはじめて効果を発揮するので、利用データを定量的に分析できれば社内への浸透スピード向上にもつながります。
また、取得したデータは「サマリー」以外であればCSV出力も可能なので、別途Excelやスプレッドシートでの管理にも横展開できます。
ナレッジ経営をサポートするための支援体制

Qastの導入後に質問や不明点があれば、同社の運用サポート担当者による支援が受けられます。
機能や使い方に関する内容はもちろん、Qastを通したナレッジ経営を浸透させるための相談も受け付けています。基本的にサポートと導入企業の担当者が窓口となってやりとりしますが、現場での利用者から直接サポートに問い合わせも可能です。
そのため、疑問点をまとめて質問する必要もなく、スピード感を持った運営ができるのがポイントです。
Qast(キャスト)の料金とは
Qastの料金体系は「初期費用」+「月額費用」となっており、詳細な金額は直接問い合わせる必要があります。また、月額費用には2つのプランがあり、料金も異なるので注意が必要です。
以下では、その2つにプランに内包される機能をご紹介します。
| スタンダードプラン | エンタープライズプラン | |
|---|---|---|
| 1ユーザーあたりの利用料金(税込) |
要問い合わせ |
要問い合わせ |
| 利用ユーザー数 |
20人〜 |
20人〜 |
| 1ファイル容量 |
50MB |
250MB |
| 基本機能 |
○ |
○ |
| Slack、Teams連携 |
○ |
○ |
| メンバー一括招待 |
◯ |
◯ |
| 投稿データのCSVエクスポート |
◯ |
◯ |
| 社員IDでのログイン |
◯ |
◯ |
| IPアドレス制限 |
× |
◯ |
| シングルサインオン |
× |
○ |
| アクセスログ出力 |
× |
◯ |
| 分析(ダッシュボード) |
× |
◯ |
| 専属サポート(100IDから) |
× |
◯ |
参照:料金プラン | Qast
Qast(キャスト)の評判
以下では、Qastを実際に利用しているユーザーの口コミ・評判をご紹介します。導入前には第三者の意見も参考にするのが大切です。
※こちらでご紹介する口コミ・評判はITreviewより引用しております。
Qast(キャスト)の良い口コミ・評判
まずはQastの良い口コミ・評判です。効率的な情報検索やスコアの可視化についての内容が見受けられました。
非公開ユーザー、投稿日:2022年08月15日Teamsのメンションで流れてしまうのが困る情報や各担当の知見を気軽に蓄積して簡単に検索できるのが便利です。特に投稿内容からタグを自動認識・セットしてくれるので助かっています。この他、人気投稿やスコアセットの条件設定が簡易に行えるのが非常に良いです。
非公開ユーザー、投稿日:2021年01月04日優れている点・好きな機能・マニュアル作成の簡易化その理由・ある程度業務内容が明確であったり、固定化されている部門、部署であればマニュアルが用意されているが、流動的であったり、専門性が高いところでいうと時々に応じた内容が求められるため、このツールを活用することで、データが蓄積されるので整合性があっていい
非公開ユーザー、投稿日:2021年01月11日この製品は、手軽でWiki的に書ける「社内の日常Q&Aお助けツール」です。WiKiは最初少し覚えることがありますが、形の整ったページを生成するのには最適な技法です。覚えること自体は、ヘルプも簡易リファレンスと詳細リファレンスに分かれているので、素人でも問題ないかと思います。
非公開ユーザー、投稿日:2020年12月27日テレワークが主流になり、ちょっとした雑談や、ちょっとした疑問を隣の人に聞いて解決・・というシーンが少なくなりました。そこから生まれるアイデアや、そこから共有されるTipsがテレワーク時も失われることなく、さらにデータとしてたまってゆくことがメリットです。
非公開ユーザー、2020年09月07日とにかく格段に情報の検索が早くなりました。情報は多くなればなるほど探すのが大変になりますが、こちらのサービスはタグ付けができるので素早く検索できます。
非公開ユーザー、投稿日:2020年09月02日質問記事の閲覧者数や反応数が数字によって質問者のスコアが可視化されるので、社内の質問上手な人、回答上手な人、と社人に特殊なラベルを付けることができるので楽しいです。
非公開ユーザー、投稿日:2020年09月02日社内の中にも情報の閲覧範囲を区切ることで、質問を見つけやすく、また、回答もしやすくなり、生産的な情報共有ができています。
Qast(キャスト)の改善点に関する口コミ・評判
次に、Qastの改善点に関する口コミ・評判です。文字の記載方法や機能面に関する要望が多く見受けられました。
非公開ユーザー、投稿日:2022年08月15日本文の文字属性をMarkdownで記載しなければならず慣れていないひとはプレーンテキスト羅列になり見にくいものとなり、これではせっかくの良い知見も見逃されて役に立たないものとなってしまうのでポップアップしたダイアログでテキストを入れたあとにボタンで属性(垂直・水平の文字位置も含め)を追加して本文に貼り付けなどの機能が欲しい。
非公開ユーザー、投稿日:2021年01月11日こうしたツールは、見た目が使い勝手に直結するケースが多いと思います。その意味で、表示スタイルを変えられたら尚嬉しいです。
非公開ユーザー、投稿日:2020年09月07日非常に検索性に長けたシステムですが、急ぎの用事のためにチャット機能を搭載したらいいと思います。チャット機能以外では、画像の検索機能があれば便利です。
非公開ユーザー、投稿日:2020年09月02日人によっては自分スコア付けされるのが嫌に思う人も少なからずいると思うので、質問者自信でスコア表示のONOFFができると親切だと思います。
Qast(キャスト)利用時の注意点
あらかじめ押さえておくべきQast利用時の注意点として、以下の2点が挙げられます。
- 独自の記法(Markdown)に慣れる必要がある
- 情報の公開範囲が広い
文章の体裁を整えるには独自の記法を利用する必要がありますが、日常的にMarkdownに馴染みのない非エンジニア社員は、慣れるまでに時間がかかる恐れがあります。
新バージョンの公開によって、部署間をまたいだ投稿の検索が可能になり、情報の公開範囲が広くなりました。そのため、全社に非公開の情報はアクセス制限を設定する必要があります。
このように、Qastは運用に気をつけるべきポイントがあります。とくに、非IT企業が導入を検討する場合、自社のITリテラシーに合ったツールであるか確かめたうえで慎重に判断しましょう。
【必見】シンプルに使えるおすすめの情報共有ツール
以下では、シンプルに使えるおすすめの情報共有ツールをご紹介します。
Qastは社内wikiや社内Q&Aツールとして使える機能が豊富に備わっているツールです。データの蓄積がしやすいように誰でも気軽に投稿できたり、ツールの利用状況を可視化して使用率を確認できたりする点がポイントです。
一方、記載方法に慣れなければうまく使いこなせない懸念があります。実際に口コミでも「慣れていない人の投稿は見にくい」という意見が寄せられており、とくに、非IT企業の場合は社員への教育コストもかかるので、運用の負担が重くなってしまいます。
そこで、「IT知識に関係なく利用できる」ツールを選ぶと運用の負担を最小限に抑えられます。したがって、非IT企業でも即日利用を始められるほどシンプルな情報共有ツールの「Stock」が最適です。
Stockの「ノート」は特別な知識なしで直感的に入力可能なので、文字の入力や見出しの反映が簡単です。また、ノートには「メッセージ」「タスク」が紐づいており、ほかの話題と混ざらないため、混乱することなく確実に情報共有・管理ができるのです。
チームの情報を最も簡単に管理・共有できるツール「Stock」
/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
https://www.stock-app-stg.info/
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
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「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
竹原陽子さん、國吉千恵美さん
リハビリデイサービスエール |
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「会社全体が、『Stock(ストック)さえ見ればOK』という認識に180度変わった」 ★★★★★ 5.0 特に介護業界では顕著かもしれませんが、『パソコンやアプリに関する新しい取り組みをする』ということに対して少なからず懸念や不安の声はありました。しかしその後、実際にStock(ストック)を使ってみると、紙のノートに書く作業と比べて負担は変わらず、『Stock(ストック)さえ見れば大半のことが解決する』という共通の認識がなされるようになりました。 |
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
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「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
Qast(キャスト)の使い方や口コミ・評判まとめ
ここまで、Qastの使い方や機能、口コミ・評判や料金プランの比較表まで網羅的にご紹介しました。
Qastのようなナレッジ蓄積ツールを使うと、さまざまな場所のメンバーと業務をするテレワークであっても「必要な情報はツール内にある」という共通認識を社員に持たせられます。その結果、知識の偏りが原因である属人化が防止されるのです。
一方、Qastに限らず「ITツールに対して抵抗がある」場合は、稟議を含めた社内教育に必要以上のコストがかかる恐れがあります。したがって、ツールを利用するために社内リテラシーを引き上げるのではなく、社内リテラシーに合わせたツールを選びましょう。
そこで、「ノート・タスク・メッセージ」の情報共有に過不足がない機能を備えた、シンプルな情報共有ツールのStockであれば、誰でも簡単に利用できるように設計されていることから、即日利用を始められます。
無料登録は1分で完了するので、ぜひ「Stock」を用いて情報を適切に管理し、「全社で」情報共有の効率化を実現しましょう。
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